こんにちは、オークランドの下地です。
先日のブログでクライストチャーチの地震について触れました。
ようやくニュージーランド国全体もクライストチャーチ滞在中のICC生さんにも
私たちの心にも平穏さが戻りつつあった頃、
今度は日本で大きな地震が起こってしまいました。本当に本当に信じられません。

あの日、私は目を疑うような地震発生の特別報道ニュースを見て
急いでICC東京オフィスに電話してみました。
電話が混線状況であったのかつながらず、Eメールを送ってみたところ、
なんとか東京オフィスの皆さんの安否を確認することができ、
ほっと胸をなでおろしました。
余震が続くなか、メールをチェックしてくれたのだとは思いましたが
その後はなかなか連絡が取れず心配でした。
しばらくは連絡が取れないと覚悟していたところ、
自宅まで4時間近くかけて辿り着いたという
磯部さんから連絡があり本当に安心しました。
ニュージーランドに留学中の学生さんには
幸い直接被災地域出身の学生さんはいませんでしたが、
万が一ご親戚などが住んでおられないかなど、
皆さんに確認するためにニュージーランドオフィスでは
全アドバイザーから全学生に確認を取ってもらいました。
また学生さんたちが動揺していないかの様子もみていただきました。
ほとんどの学生さんから大丈夫ですと聞いていたものの、
中には数人心配な地域の親戚と連絡が取れないという声もあり、
本当に心配でしたがなんとか数日後に安否を確認することができました。

また、ニュージーランド各地の高校の先生方やホストファミリーなどから
お悔やみのメッセージが届いたり、ただ道を歩いているだけでも見知らぬ人
にさえ「あなた、日本人でしょ?大丈夫?」と声をいまだにかけられたりしています。

こうして幸いにもICC関係で大きな被害にあった方はいませんでしたが、
残念ながら悲劇とも言える戦後最大の天災となってしまいました。
被災された多くの方たちになんと申し上げて良いか言葉になりませんが、
ただただお見舞いの気持ちを送るばかりです。

日本ではまだまだ大きな傷跡が残されている渦中かと思います。
そんな中、遠く離れたニュージーランドでは多くの人々が
辛い思いをしたCHC地震から早もく立ち直おろうとしており、
日本への復興運動も行われています。
幼稚園などでも子供たちが募金のお手伝いしながらチャリティコンサートが行われ、
コンサートでは太鼓や民謡などの日本文化が現地日本人によって披露されるそうです。
かわいい子供たちの笑顔が人々の心に安らぎを与えてくれることと思います。
そして少しでも早く日本に安らぎが戻ることをニュージーランドより願っています。 



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